海外での仕事事情

海外で暮らしていると、日本でこれまでしてきた仕事とはかけ離れて新しい分野の仕事を始める人や、日本での仕事経験や資格を生かして仕事をするという人もいます。海外に出てくると、日本で取得した資格をそのままこちらで使うことができないので、同じ業種の職業に就く場合でも、新たに学校に通って資格を取る必要があったり、また、Credentialといって、必要とされる手続きをとることで日本の資格を海外で使えるものに書き換えることもできます。

ただし、Credentialできる資格と、できない資格があるので注意が必要です。海外に出てきて日本でしてきた職業と同じ職業に就くことのメリットは、これまで積み上げてきた経験を生かすことができること、そして、また日本に戻った時には海外で同じ職業に就いた経験を積んでいるので、日本ではできない経験をもって同じ現場に戻ることができます。

そのため、日本で働いていた時だけでは見えなかった部分や、身に着けることのできなかったスキルや考え方を得て、さらに活躍の場を広げることができます。こちらで子供たちが仲良くしてもらっている日本人のお友達のひとりが、年末に日本に帰国することになりました。彼女は日本でずっと薬剤師をしていたのですが、旦那さんの転勤が長くなるだろうということから、家族みんなで海外へと出てきました。最低5年と言われていたので、こちらでは日本でしていた薬剤師を離れて、別の仕事をしていました。

しかし、3年の転勤で日本に帰国することになり、日本に帰国したらまた薬剤師の仕事に戻ろうと考えているそうです。私は日本では福祉系の仕事をしていたので薬剤師とは少し異なりますが、日本に戻って仕事復帰する場に気になるのは、これまでのブランク。その友達は3年のブランクを乗り越えて仕事復帰しなくてはいけません。ブランクは気になりますが、最近は様々な理由で離職して、そしてまた仕事復帰をしたり、転職をする人も増えているようで、薬剤師の比較ランキングサイトを見てみたら、有力な転職情報が幾つも紹介されていました。友だちとこちらで過ごせるのは3か月あまり。これからの時間を大切にしていきたいと思います。

ハーブティー

バイリンガルな子育てのポイント

子供に言語を教えるときに、どのようにして教えるのが良いのでしょうか?

日本で育っている子供たちが日本語を学ぶ時、お母さんは教科書など使いません。ただ、毎日の生活の中で子供と関わりながら、普通に日本語で話しかけたり、会話をすることで子供は言語を学んでいきます。つまり、子供には言語を習得する才能があり、特別教えなくても、その言語で沢山話しかけることで言語を学ぶのです。

そして次にできることは、絵本の読み聞かせです。年齢が小さなうちは、短いシンプルな文章で、長すぎない絵本がおすすめです。子供の興味をひくために指をさしたり、語りかけながら絵本を読むのも良いでしょう。こうして何度も絵本を読むうちに、気づくと子供はそれぞれのページの言葉を覚え、絵を見るだけでストーリーをいえるようになります。こうして、耳から聞いて習得した言語を、口から言葉として出すことで使いこなしていくのです。

海外で暮らす中、小さい時は日本語が上手でも、学校に行くようになると英語が強くなってしまい、日本語の維持が難しくなります。ここで押さえておきたいポイントは、学校に行くようになる前に沢山日本語を話して、土台を作っておく、ということなのです。ある程度の言語の土台ができていれば、あとから他の言語が入ってきても完全に忘れることはなく、少しの努力で日本語を維持することができます。

6歳のおにいちゃんは今は学校に行っているのでどうしても家でも英語が強くなってしまっていますが、それでも3歳ころまではほとんど日本語だったので、何とか頑張ってひらがなが読めるようになりました。下の娘の方は、私は日本語で話しかけるのですが、お兄ちゃんが英語で話しかけているので日本語よりも英語が強いです。日本語は言葉を知っているのですが、しゃべる時の文法が英語になってしまいます。お兄ちゃんの時は逆で、英語の単語がわかっても、文法が日本語のままでした。お兄ちゃんの学校が始まってからは娘とふたりの時間が増えるので、今のうちにたくさん日本語を話しておこうと思います。

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ひらがなの成長

これまで、子供たちの日本語を維持するために、日本語の絵本を読んだり、日本語で会話したり、ひらがなを教えたりしてきたのですが、お兄ちゃんが学校に行くようになってからは会話のほとんどが英語になってしまったり、日本語の維持の難しさを痛感していました。

しかし最近、お兄ちゃんが家の中にあるひらがなを自分ら読むようになってきたのです。以前はそれほど興味もなかったのですが、最近はひらがなを読むのに興味があり、読めるということが楽しいようです。例えば、「さ」と「き」など、まだ混乱しているひらがなもあるのですが、簡単な文章はゆっくりですが読めるようになってきました。これまで本当に全然な感じだったので、この突然の成長は嬉しいものです。

このままやる気を維持していければと思います。妹の方は、おにいちゃんがひらがなの勉強をしていると興味をもって隣でお絵かきをしたりしていますが、読みの方はまだのようです。2歳の娘は、今はひらがなよりも日本語の会話をしたり、絵本を読んだりして土台を作りたい時期です。なので、お昼寝の前と夜寝る前に日本語の絵本を読み、絵本を見ながら日本語で会話をしたりしています。娘の方は、お兄ちゃんが英語で話しかけたりもするので、お兄ちゃんが2歳だった時に比べると日本語よりも英語を話すことが多いです。

なので、英語の方はそれほど心配していないのですが、日本語の土台がやや薄いところがあります。娘がお気に入りの絵本は、1歳になったばかりの頃から読んでいる絵本、「なあになあに」です。まだお座りがやっとできるようになったころから少しずつ絵本を読む時間を増やしてきたのですが、「なあになあに」を読むときだけは必ず走って絵本のところにやってくるほど大好きな絵本です。色が好きなのか、言葉の調子が好きなのか。なので、「なあに?」という言葉もかなり早いうちから覚え、質問攻めにされることもありました笑。「なあになあに」も読みつつ、少しずつ他の絵本も楽しめるようにしていこうと思います。

なあになあに

学校開始 1年生

9月に入り、学校が始まりました。

日本では4月が1年の始まりですが、ここでは9月が日本の4月のような新学期になります。日本の4月との違いと言えば、日本では入学式が盛大に行われますが、こちらでは、学校の初日はいつも通りの服装で学校に行き、自分のクラスを確認して先生に会い、クラスに入っていくといった感じです。学校はキンダー(日本で言う幼稚園、年長さん)から義務教育が始まり、キンダーが終わるとG1(1年生)になります。

9月2日の初日に学校に行き、去年キンダーだった時にお友達だった男の子もまた同じクラスだったので喜んでいます。新しい先生は、きちんとお話したことはないのですが、学校行事で顔を出した時に時々見かける先生でした。去年毎日学校に通っていた息子は、その先生のことを知っていると言っていました。去年はいていたジム用のくつ(室内履き)が、6月の時点ではまだちょうどよかったのでそのまま9月から使えると思っていたのですが、学校に行ってはいてみたらなんとちょっときつくなってしまっていました。なので、室内履きを新しく買ってきました。

室内履き、といっても、日本で言う上履きのようなくつではなくて、普通の靴屋さんで売っている、普通の靴です。教室を歩くときだけでなく、ジムの時間(体育)の時にも使うので、はきやすく、動きやすいくつを用意する必要があります。バックパックは去年と同じ。お弁当箱も同じ。でも、沢山あったランチバッグを去年の1年でなくしまくったので、ランチバッグも新しく買いました。今年はなくさないでくれると良いのですが。万が一なくした時のことも考え、この年齢ではあまり高価なものを持たせないようにするようにしています。去年は、学校からもらってくるプリントがいつもくしゃくしゃになってバックパックに入っていたのですが、今年はどうなることやら。プリントをきちんとたたんで持って帰ってくる、という習慣を身につけられたら良いなあと思っています。頑張れ、お兄ちゃん。

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